「こんなネガティブに考えちゃダメ、もっとポジティブに考えなきゃ」って焦ることがあるけど、ずっとポジティブでいるって難しい・・
ポジティブでいるっていつも前向きでいるってことじゃないみたいだよ
「いつも楽しく過ごせたらいいな」って気持ちがあるからこそ、落ち込んだ時に「もっと前向きに考えなきゃ」って自分を少し責めてしまうことがあります。
そんな自分にハッとさせられる考え方があったのでご紹介します。
目次
1。ポジティブとは肯定的であること
2。肯定的とはあるがままを認めること
3。あるがままの自分を認めずに疲れてしまっては元も子もない
4。自分を生きやすくしてあげることが何より大切
5。参考動画のご紹介
1。ポジティブとは肯定的であること
ポジティブと聞いて連想する言葉は「前向き・明るい・積極的・行動的」などですが、英語の”ポジティブ”には「肯定的」という意味があるようです。
精神科医の樺沢紫苑さんは「肯定的」を「それでいい」と言い換えられています。
2。肯定的とはあるがままの事実を認めること
ポジティブの意味を「それでいい」と考えると、「ネガティブのままではいけない、ポジティブに考えなきゃ」と考えるのはポジティブとは言えません。
むしろ「ネガティブな自分のままではダメ」と自分をネガティブに”否定”していることになります。
「自分はダメなところもあるけど、それも自分の一部なんだ」、「ダメなところのある自分でいいんだ」とあるがままの自分を認めてあげることこそポジティブということになります。
ここで大切なのは、(1)自分で自分を侮辱しないこと、(2)ダメなところを悲観せず冷静に認めること、だと感じています。なぜそう感じているかは後ほど説明します。
3。あるがままの自分を認めずに疲れてしまっては元も子もない
ネガティブに「こんな自分ではダメだ、もっとポジティブになろう」と自分をあまりに追い詰めていくと、疲れてしまう→上手くいかない→さらに落ち込む、ということになりかねません。
ポジティブになるためにもあるがままの自分を認めてあげることが、まずやるべきことだと感じています。
4。自分を生きやすくしてあげることが何より大切
先ほど大切なのは、(1)自分で自分を侮辱しないこと、(2)ダメなところを悲観せず冷静に認めること、だと感じている、と説明させてもらいました。
そう思う理由は、人生にとって自分が生きやすくなることが一番大切だと考えているからです。心は見えないから酷使しがちな時もあるけど、心が健康だから日々を楽しむ余裕ができるし、行動しようという気力が湧いてくるのだと思います。
そのためにはまず(1)自分で自分を侮辱しないことで自らを落ち込ませないことが大前提です。自ら落ち込ませないだけで、随分楽になるはずです。
その上で、もっとこうなりたいという目標があるのであれば「もう自分はダメだ」と思考停止になるのではなく(2)ダメなところを悲観せず冷静に認めることで「まだ良くなる余地がありそう」「どうすれば良くなるか」と考える始めることができると思います。
5。参考動画のご紹介
この記事は精神科医である樺沢紫苑さんのYoutube動画の内容と、それを自分なりに解釈して得た気づきを元に書かせて頂きました。
動画にはこの記事では書ききれなかった良いお話がありますので、興味を持って頂けたらぜひご覧ください。
最後になりますが、新しい気づきを与えてくださった樺沢さん、どうもありがとうございます。